日本国内に約29万人の患者さんがいるとされるIBD(炎症性腸疾患)1) 。これは、潰瘍性大腸炎、クローン病という国から難病指定を受けている2つの疾患の総称です2)3)
IBDは腸管が炎症を起こしている疾患であり、主な症状は慢性的な下痢や腹痛です。特に、食事の内容によって症状の悪化が懸念されるため、食事やトイレといった日常生活の身近なところで、大きな不安と課題を抱えている患者さんも少なくありません。腸の疾患ゆえ、症状が見た目にはわかりづらく、周囲の理解が得られずに苦しんでいる方もいます4)
タケダでは、IBD患者さんに寄り添いながら、さまざまな形で日常の課題解決をサポートしています。今回は、そんな取り組みのなかからタケダと異業種企業とのコラボレーションをご紹介します。